なぜ甲子園では2人だけベンチに入れないのか
甲子園のベンチ入り人数はどんな理由で誰がきめているか知っていますか?
甲子園を目指す球児たちの目標の一つでもあるベンチ入り。
そこには知られざる登録人数の決め方があったようです。
甲子園大会ではななぜ登録人数が18人なのか
本来なら開催されている代92回選抜高校野球を見れないのは残念ですね。
今回は甲子園大会のベンチ入り人数がなぜ地方大会と違うのかを見ていきたいと思います。
地方大会では20人、甲子園大会では18人
地方大会ではベンチ入り人数は20人になっていますね。
では今まではどうだったのだろうか。
かつては14人の時代が長くあり、15人、16人と増えていき2003年夏から18人に落ち着きました。
主戦投手が1人で投げ抜く昔との戦い方ではなく複数の投手で戦う傾向が高くなったたために登録人数が増えたと言われています。
日本高野連は登録人数を16人、18人と決める。
これを基本とし、各地方大会ではそれぞれの事情で登録人数を自由に決めているようです。
言わば人数においてはローカルルールみたいなものですね。
しかし今まで一緒に地方大会を勝ち抜いたメンバーが甲子園にベンチ入りできないのはどうでしょうか。
漏れたメンバーは非常に酷な気がします。
高校野球の登録人数は誰も触れない
登録人数はいろいろ論議になりますがそこには誰も口を挟めない圧力があるのでしょうか。
今や球数制限など1人で何試合も投げることができなくなった中でも登録人数の変更などの要望は聞いたことがありません。
『甲子園の登録人数をすこしぐらい増やしてくれ!』とどこかの監督が1人でも言ってもいいとは思うが誰も言わない。
高野連はそれほど怖く、提言もできないような強い圧力があるのでしょうか。
夏の暑く熱中症にかかるような時期にしているのだし、人命にも関わることなので学校長や監督は高野連に是正を求める動きをとれるようにするのが自然なのではないでしょうか?と思います。
高野連が最高組織
これは高野連が誰も何も言えない、触れることのできない絶対的な力を持った組織になっているのではないでしょうか。
これはあるところで聞いた話です。
ある地方の監督たちが、高野連に改善を求める動きを計画したときに年配の理事から『そんな動きを進めるならお前たちの高校はベスト8に入っても21世紀枠の推薦はしない』と暗にほのめかされたと言います。
これの真偽はわかりませんが、そんな力だけで押さえこもうとする行動や権力、圧力が蔓延っている組織の中に子供を任せるほうがよっぽっど恐ろしいのではないでしょうか。
まとめ
結局は高野連と地方は別物だと考えたほうがよさそうです。
高野連がトップでそれに従えと言ったところでしょうか。
登録人数や甲子園での運営方法に口出しするなら潰すと言っていると言っても過言ではなさそうですね。
何を基準として登録人数を決めているかはわかりませんが、やはりプレーする球児、それを指揮する監督など現場の意見を尊重し、適正な人数調整をしてもらいたいものですね。
高校野球関連記事はこちら↓