【一発合格】第一種衛生管理者取得に向けた勉強法
近年は資格を持っていればなんとか働く場所が多く見つけられるような時代だと私はとらえています。
昔のように大卒で多く就職先があるとも限らないこの時代で資格の重要性は年々高くなっています。
そんないろいろある資格の中で昨年私が取得した第一種衛生管理者について、また勉強法などを紹介していきたいと思います。
衛生管理者とは
みなさん、衛生管理者という資格をご存知でしょうか?
あまり知られていないかもしれませんが、衛生管理者は50人以上の規模の企業において、とても重宝される存在なんです。
衛生管理者は第一種、第二種共に国家資格です。
常時50人以上の労働者を使用する事業場では、衛生管理者免許を有する者のうちから労働者数に応じ一定数以上の衛生管理者を選任し、安全衛生業務のうち、衛生に係わる技術的な事項を管理させることが必要です。
衛生管理者とは、「安全な会社にするために必要な人材」ということです。
労働環境を良くする為の、スペシャリストです。 衛生管理者の資格は2つの種類に分かれており、第一種と第二種があります。
第一種衛生管理者は、業種に関係なく全ての会社で勤務することが出来ます。
第二種衛生管理者は、業種に縛りがあり就業出来る場所が限られています。
衛生管理者の業務とは
衛生管理者が担う業務は、労働者の健康障害を防止するために作業環境を管理することが第一となります。
このほか、健康管理や労働衛生教育の実施や、健康の保持増進措置などを会社側と協力して行います。
選任された従業員だからこそ、職務の中で改善点を見つけたり従業員の声に耳を傾けたりすることができます。
受験資格
誰でも受験できるわけではありません。
ほかの試験と同じように受験資格は当然あります。
- 大学または高等専門学校(短大を含む)を卒業し、労働衛生の実務経験が1年以上ある。
- 高等学校を卒業し、労働衛生の実務経験が3年以上ある。
- 労働衛生の実務経験が10年以上ある
いずれかの条件を満たすことで受験資格が得られます。
さらに高校、大学の卒業証明書や事業証明書などの添付書類が必要になってきます。
合格率や難易度は
平成30年度における第一種の合格率は44.2%、第二種では52.4%と、国家試験の中でも比較的高い数字です。
また、試験の合格基準は、各科目で40%、全体で60%が目安とされています。
合格者の定員数が定められていないため、合格基準を上回ることさえできれば合格できる試験です。
合格率が50%前後と、衛生管理者試験の難易度は決して高くありません。
衛生管理者の資格は労働安全衛生法で配置が義務化されているため、落とす試験ではなく「合格させるため」の試験です。
しかし年々出題傾向は変化しており、徐々に合格率が下がっています。
試験の合格の基準
第1種衛生管理者試験の合格ライン
全44問(400点満点)中科目ごとの得点が40%以上でその合計が60%以上(240点以上)であること。
科目は以下になります。
- 関係法令(有害業務)
- 関係法令(有害業務以外)
- 労働衛生(有害業務)
- 労働衛生(有害業務以外)
- 労働生理
合格に必要な勉強時間
第一種衛生管理者を受験しようとしている方はおそらくですが会社員で日中はお仕事をされている方がほとんどではないでしょうか。
私もそのうちの1人でした。
私は1日約2時間、1か月弱の勉強をすることで合格することができました。
ですが人によってはこの時間よりも短期間でが合格された方もいますし、長期間の方も当然おられます。
一般的には1日2~3時間でトータルで1~2か月で合格できるようです。
取得を目指すなら最低でもこの時間を確保できるようにしたほうが良いと思います。
一発合格した勉強法
当たり前だと思う方がいらっしゃると思いますが、過去問を解くことに時間を割いたほうが合格への1番の近道です。
参考書と過去問題集を購入したらまずは参考書を読み問題の傾向などをおおまかに把握することが重要です。
その次に過去問を解いてみてわからなければ参考書をひらいて調べていくという風にします。
自分に合った勉強法を見つける
参考に私の勉強法を紹介します。
まずは上記に書いたことを実践します。
そして、例えば過去問題集が過去5回分の問題があるとしましょう。
(前回を1、前々回を2、その流れで3,4,5とします)
まずは1の過去問を解き、わからないところや間違ったところは参考書で調べます。
その次の日は2の過去問を同じようにしてから1の問題集をします。
- 1日目→1の過去問題
- 2日目→2の過去問題そのあと1の過去問題
- 3日目→3の過去問題そのあと2の過去問題
- 4日目→4の過去問題そのあと3の過去問題
- 5日目→5の過去問題そのあと4の過去問題
それを覚えれるまでループします。
私は3周しました。
それでもまだ15日ほどしか使いませんので、残り15日ほどはさらに過去の問題やインターネットでも過去問ができるサイトがありますのでそこに時間を当てます。
この方法で合格することができました。
やってはいけない勉強法
参考書を片っ端から勉強することはしてはいけません。
なぜなら、試験範囲は膨大で軽く300ページは超えるほどの量があるので全て読むだけでかなりの時間を使ってしまいます。
さらに聞きなれない言葉が並んでいますし、読み終えたとしても頭にはほとんど入らないでしょう。
先に書いた通り、おおまかに把握することが重要です。
おススメのテキスト
私がおススメのテキストはこちら↓
第一種衛生管理者免許試験対策合格水準問題集 2019年度版 / ジョイフルサークル 【本】 価格:2,200円 |
こちらの内容は過去問解説もわかりやすくおススメです。
参考書に関してはこれといったものはありません。
どの衛生管理のことが全て載っているので自分が見やすいと感じたものにするのが良いでしょう。
通信講座
今はインターネット上でさまざまな資格を取得を目指す通信講座があります。
どんなカリキュラムがあるのか興味がある人はチェックをしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
国家資格の中でも合格しやすい分類に入りますが、一夜漬けなどでどうにかなるような資格ではありません。
しっかりとした事前準備と勉強時間を確保することがもっとも大切です。
合格するには過去問を解きまくることが重要ですね。
ただし過去問も多くても7割程度しかでてきませんので過去問をしているだけで大丈夫というわけではありません。
過去問を確実に取れ、新設問題にも対応できるような勉強法が必要になってきますね。
受験料が6.800円と決して安くはないので、一発合格を目指したいですね。
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