トンネルの奥には何かがあるのか・・・心霊現象?
1記事前にドッペルゲンガーの記事を書いたのですが、そこからスピリチュアルな体験をもう1つ思い出したので紹介します。
あれも16年ぐらい前のことでした。
その日は10人ぐらいで肝試しに行こうと山奥にある廃トンネルへ行きました。
トンネルの前には大きな有刺鉄線の柵がありいかにも出そう・・というか出るという噂の場所でした。。
私たちは柵を乗り越えみんなで中へ突入。
トンネルから少し歩くと出口があり、外に出てまたトンネルに入るという形で何回かトンネルを出たり入ったりを繰り返しました。
何個目かのトンネルを出たときにトンネルから10メートルぐらい下に1軒の民家らしきものがあり、そこの犬が私たちに向かって(暗くてよく見えなかったが私たちだと思う)威嚇するように大きな声で吠えていました。
そんなことなど気にすることなく出そうな雰囲気が漂っているトンネルの最深部までたどりついたは入ってから1時間たつかたたないかぐらいだった気がします。
特になんの現象もなく最深部までたどり着いたので私たちは、昔に車が通るトンネルを作る途中で断念した普通のトンネルだったんだろうなと思い特に怖さも面白みもないのでそのまま引き返すことにしました。
引き返し途中、数十分歩くと前から同年代ぐらいの男が3人ほど歩いてきて
『この先に何かありましたか?』
とすれ違い様に聞かれたので私は
『いや何もありませんでしたよ。』
と、答えました。
すると3人組は引き返すこともなく、
『ありがとうございます。』
とだけ答えて奥に向かって歩いていきました。
その時私は、
(何かありましたかってどういうことなんだ?肝試しだから何か出たかってことなのか?)
と思いながら引き返していました。
それから少しすると今度は警察2名が前から来ました。
なんでも、私たちが入り口から奥に進んでいた時に吠えられた犬を飼っている家の方が通報したとかなんとか・・・
とりあえず警察に事情聴取とまではいかないが軽く質問等され、立ち入り禁止場所なので早く帰るように言われ、警察は先に引き返していきました。
この間警察と話しをし、止まっていた時間が約30分程。
まぁ帰ってる途中だし帰るのは当たり前なのでトンネルから最初の場所に戻ってきました。
ほとんど何もなかったのでその場所で友人らと多分1時間ぐらい何気ない話をしていた時、私はあることに気づきました・・・
(帰り途中すれ違った3人組はいつでてくるんだ?奥に行っても何もなく引き返すことしかすることはないのに・・・。すれ違った場所から奥まで行く時間、そして警察に止められていた時間、そして今友人たちと話をしている時間を足すと十分というかあまり余るほど時間があり、とっくにトンネルから出てきてもいいはずだ。)
私は友人たちに
『あの3人出てこないな。』
というと友人たちも
『本当だな・・余裕なぐらい時間あるのに・・』
『・・・』
『・・・』
『・・帰ろう』
ということで急いで私たちはその場所から離れました。
まぁ私たちの身には何もおきませんでしたがあの3人はどうなったんでしょうね・・・
ただトンネルの奥の暗闇で何かをしていたなんて考えにくいし、奥で何か起こったのか、はたまたあの3人組自体がそれそのものだったのか・・・
今でも分かりません。
ただ1つ…
今でも
『奥に何かありますか?』
この言葉が気になっています。
言い間違いだったのか、はたまたここに何かを探しに来ていたのか・・・・
あれ以来その場所には近づいていません。