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【要注意】グレア現象により人が蒸発?夜間走行には注意が必要。

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車のヘッドライトに挟まれて人が蒸発した?

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雨の日に夜に自動車を走行したときや、信号待ちで対向車とのヘッドライトが重なったときに目の前の人が見えなくなったり見えにくくなったりしたことはないでしょうか?

 

以前の記事でコメント頂いた中にその現象について書いてありましたので調べてみました。

 

記事はこちら↓

【注意!】信号待ちでライト消灯してはいけない! それはマナーではなくルール違反!

 

 

【暗くならないLEDヘッドライトの日本ライティング】

 

グレア現象とは 

グレア現象とは、自車と対向車のヘッドライトが交錯したときにお互いの光が反射し合い、その間にあるものが見えなくなってしまう現象。

 

「蒸発現象」とも呼ばれます。

 

「あるもの」とは、道路を横断する歩行者の姿や自転車などに乗っている人の姿です。

 

ライトが交錯しない箇所では見えていた人の姿が、交錯する範囲に入ったとたん突然見えなくなってしまうのです。

 

強い光を浴びたときなどにも起こりやすくトンネルを出た瞬間に一瞬起こったりする現象も同様です。

 

グレア現象では車道のセンターラインや停止線、横断歩道、道路標識、道路標示、障害物など多くのものが見えにくくなるので十分に注意が必要です。

 

なぜグレア現象は起こるのか

夜間走行時はヘッドライトをつけて走行しなければなりません。


対向車のヘッドライトと自車のヘッドライトが重なる位置は光が反射し合って強め合っている部分になります。

 

その中に歩行者や自転車などが入り込むと突然視界から消えて見えなくなります。

 

また雨の日は路面の雨水によってライトの光が乱反射しやすくなるのでグレア現象が起こりやすくなります。

 

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グレア現象による交通事故の対策方法

グレア現象は光が反射しあってできる現象になるので夜間に自動車を走行するときは起こりえる可能性が高いと思われます。

 

その対策方法を考えてみます。

 

ドライバー側からの対策

グレア現象をなくすことは難しいため、事故を回避するような対策を行うことが大切です。

 

いつもしていることかもしれませんが夜間は特に運転時は左右に目を配り、歩行者や自転車がいないか常に意識するようにしましょう。

 

ヘッドライト点灯時に対向車が見えてきたら、左右をよく見て歩行者や自転車がいないかを確認します。


視線を左右に動かすことで、対向車のヘッドライトの光でまぶしく感じるのを回避する効果もあります。

 

また、道路を横断する歩行者や自転車に気づいたら、すぐにブレーキをかけられるように、スピードを出しすぎないことも大切です。

 

法定速度を守ることでいざというときのブレーキも間に合うはずです。

 

歩行者や横断者側からの対策

ドライバー側はグレア現象防ぐことは難しいという認識での対策が必要です。

 

歩行者は夜間に上下線双方から車が近づいてくる車道や、ライトを点けて止まっている車の前は横断しないことが重要です。

(横断歩道はどうしようもないので対策しようがありませんが・・・)

 

「もしかして自分はドライバーから見えていないのでは?」という意識を少しでもすることでグレア現象が起こることの回避、また自分の身の安全を守ることにつながるのではないかと思います。

 

まとめ

グレア現象は人や障害物が蒸発して消えたかのように見えるとても危険な現象です。

 

交通事故を避けるためには、グレア現象(蒸発現象)は必ず起こるものとして考えなければなりません。

 

自動車を運転する方も、歩行者や自転車の方もまずは知識をつけておくことが重要だと思います。

 

その知識とともに行動することによってグレア現象による事故は減らせるのではないでしょうか。

 

夜間に自動車はヘッドライトを点灯しなければならないのが法律で決められていますので、起こる現象に対してはドライバーや歩行者どちらも対策することが必要です。

 

また自動車も年々装備や安全に対する装置の技術が上がっていますので、グレア現象に対する安全装置も開発されればいいなと思います。

 

 

 

 おススメ記事はこちら↓

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