【野球】名選手が残した独特な打撃フォーム5選
コロナウイルスの影響によりいまだにプロ野球開幕の目処が立たない状況が続いていますね。
そんな時だからこそ往年の選手が残した個性豊かな打撃フォームを見て違う角度から野球を楽しみましょう。
個性豊かな打撃フォーム
【今や伝説の打撃フォーム集】プロ野球史に残る打法!一本足・振り子・神主・天秤・八重樫,ツイスト・こんにゃく・ノーステップ・猫背・ガニ股・スコーピオン・クラウチング・水平
振り子打法
おそらく知っておられる方も多いでしょう。
昨年引退したもはや伝説と言っても過言ではない選手、イチローです。
軸足でないほうの足を(前足)をすり足のように移動させて体をピッチャー側にスライドさせ踏み込んでスイングします。
その見た目が振り子のように見えることから振り子打法と呼ばれるようになりました。
振り子打法のメリット
- ボールをギリギリまで見極められる
- 変化球に強い
- 反動をりようするので力のないバッターも強い打球が打てる
振り子打法のデメリット
- 速い球に弱い
- 内角の対応が難しい
- 習得が困難
振り子打法習得選手
他に習得した選手で有名なのは元阪神タイガースの坪井智哉です。
一本足打法
一本足打法で思い浮かぶ選手は皆さん1人ですよね。
そう、世界のホームラン王の王貞治です。
片足一本で立ち、投手からボールがきたタイミングでボールを引きつけて打つもので、軸足でない方の足を大きく上げて、足を浮かすことにより、タメができ長打を打つ打法です。
一本足打法のメリット
- 強い打球を飛ばすことができる
- タイミングが取りやすい
- 体重移動がしやすい
一本足打法のデメリット
- バランスが取りにくい
- 150キロ超のボールや手元で動くボールには対応が難しい
- 下半身の強さが求められ習得が困難
一本足打法習得選手
他の有名選手は、大豊泰昭ではないでしょうか。
神主打法
お寺や神社には神主さんがいますよね。
その神主さんがおはらいをしているように見えることからその構えを神主打法と呼ばれるようになりました。
神主打法のメリット
- 長打を望める
- 内角のボールに強い
- リラックスして構えることができる
神主打法のデメリット
- バットコントロールが難しい
- タイミングが取りにくい
- トップの位置を決めるのが難しい
神主打法習得選手
元祖は岩本義行で初代トリプルスリーを獲得し、野球殿堂入りも果たしている選手です。
こんにゃく打法
知る人ぞ知る打法ですね。
梨田昌孝が使用した名前からも珍しい打撃フォームです。
バットを体の前で立て体をくねくねと動かしながら球を待つ打法で、梨田昌孝の独自の打撃フォームです。
こんにゃく打法のメリット
- リラックスすることができる
- 動から動へのタイミングがとりやすい
こんにゃく打法のデメリット
- 静から動というタイミングの取り方の選手は習得できない
- リズム感がないとできない
こんにゃく打法習得選手
梨田昌孝以外にはいないが、現役でオリックスの若月健矢が以前習得に向けて練習していました。
天秤打法
イメージする人は近藤和彦1人ではないでしょうか。
野球の打法のひとつで、バットを頭の高さくらいに構えてバットを握る右手と左手の間を開けて、上下にゆらゆら揺れる動きが天秤のように見えることからその名前がつきました。
天秤打法のメリット
- バットをスムーズに出すことができる
- ピッチャーを惑わすことができる
- 体に負担がかからない
天秤打法のデメリット
- 強い打球が打ちづらくなる
- タイミングの取り方が難しい
- 習得が困難
天秤打法習得選手
有名どころで言えば元巨人の松本哲也ではないでしょうか。
まとめ
今回は珍しい、独特な打撃フォームを5つ紹介しました。
どれも共通して言えるのは簡単に習得できる打法ではないということ、またそれを極めた人たちは血の滲むような努力の末に開発できたものだと思います。
人間1人1人が違うように打撃フォームもいろいろなものがあり、日々どうすれば打てるのかというのを研究しながら選手は戦っているのではないでしょうか。
今度は独特な投球フォームも紹介したいですね。
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