新型コロナウイルスにアルコールは消毒効果があるのか?お酒でも代用?
ますます猛威をふるっている新型コロナウイルス。
最初の見解とは異なり老若男女全ての世代が感染し、多くの方が亡くなられています。
予防には手洗い、うがいが1番効果があるとされていますが今回はアルコール消毒について見ていきたいと思います。
アルコール消毒は効果がある?
多くの方が使われている手指を消毒できるハンドサニタイザー(アルコールを主成分とした消毒剤)。
こちらもマスクと同様に品薄状態が続いています。
「ハンドサニタイザーなんかわざわざ使うまでもない。使ったところでウイルスが死ぬわけじゃないんだから」
などという声が良く聞かれますが実際はどうなのでしょうか。
結論から言いますとアコール消毒に効果はあるようです。
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ハンドサニタイザーの働きとは
多くの細菌はハンドサニタイザーに含まれているアルコールで外膜を破壊されます。
ただし全ての最近が外膜を持っているわけではないので万能型とは言えませんが、コロナウイルスは外膜に包まれたエンベロープ型というものみたいなので効果が期待できます。
ハンドサニタイザーはコロナウイルスに対して推奨されているのか
【水と石けんが無いときは、少なくとも60%のアルコールを含むハンドサニタイザーを使ってください。手が目に見えて汚れているときは、必ず水と石けんで手を洗いましょう。】
疾病対策センターからはこのように言われています。
しかしハンドサニタイザーの中にはアルコールが含まれていないものもあるのでラベル等をよく見た上で購入しないといけません。
ハンドサニタイザーの正しい使い方
コロナウイルスにも効果が期待できるハンドサニタイザーですがやはり正しい使い方をしないとその効果も台無しになってしまうと思われます。
正しい使用方法を覚えておきましょう。
頻繁に使用しない、多量に使用しない
使う頻度や量が多ければ肌の水分が蒸発することが増加してしまいます。
いつでもどこでもではなく、トイレの後や料理の前など使いすぎないようにタイミングを決めるのがいいかと思います。
濡れている手には使用しない
だいたいのかたがおわかりになるかと思いますが、濡れている手に使うとアルコールが薄まってしまい除菌効果まで低くなってしまいます。
ハンドクリームと併用
多量に使用しなくても肌の水分が少しでも飛んでしまうというのは事実ですので乾燥肌にならないよう使用後にハンドクリームを塗り水分、油分を補いましょう。
お酒で代用できる?
こちらもよく聞くことですが、アルコール消毒液やハンドサニタイザーが手に入らず、アルコール度数の高いお酒で代用している方々もおられるみたいです。
こちらはオススメできる、できないの議論がネット上でもあるみたいです。
専門家の意見
「市販されている消毒用アルコールは、成分がはっきりしていますし、消毒効果も検証されています。一方で、酒にはアルコール以外に含まれている成分が消毒効果にどのように影響するかわかりませんし、効果も証明されていません。」
とありました。
あまりオススメではないようですね。
お酒は引火する
アルコール度数が高いお酒は引火する危険性が高いです。
ハンドサニタイザーや、消毒液のように濃度がはっきりしているものなら良いですが、高濃度のアルコールのお酒は引火するリスクも考えないといけません。
そもそも飲料品なので使用しない
本来飲料として必要としているお店があり、飲料以外の使用で多量に消費してしまうと必要としているお店に届けられなくなるといった事態も考えられます。
そういったこともふまえて使用しないほうが良さそうです。
まとめ
アルコールにはやはり消毒及びウイルスの殺菌効果は十分にあると考えられます。
しかしお酒やエタノールのように何にでも代用できるものではなく、しっかりとアルコール濃度が守られたものでないと効果が発揮されないものです。
マスクや消毒液などが品薄になっている現状でお酒のような飲料などの他の部分にまで手を出し供給されなくなれば今以上に経済の混乱が予想されるでしょう。
そのためマスクや消毒液などは決して買い占めをせずみんなで分け合い協力することがコロナウイルスの終息への近道だと思います。
またマスク、消毒液も有効ではあると思いますが基本の手洗いうがいの励行をすることが最も効果的な予防になることを忘れてはいけません。
正しい手洗い方法も覚えておきましょう。
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