マスクはどんな種類がある?その効果は?
前回記事にしたPITTAマスクは繰り返し使用できるマスクでした。
実際マスクってほかに種類があるんでしょうか。
まとめてみました。
前回の記事はこちら
マスクの種類と特徴
風邪ウイルスや花粉の防止をする日常使用のものから、有毒物質から身を守るための特殊性能のものまで、マスクにはその要求性能に合わせてさまざまな製品が存在します。ここで、いろいろな種類のマスクの特長を見ていきましょう。
簡易マスク(フェイスマスク)…軽作業・日常用
最近で日常使用されている簡易マスクは不織布マスクと呼ばれるものです。
風邪なやインフルエンザ、軽作業時には付けている人がよくみかけますね。
不織布マスクは細かいものに強い
繊維を織り込んで作っているわけではないので、繊維と繊維の間に規則性はなくランダムに細かい作りになっています。
また不織布だけでマスクが作られているわけではなく、中に高密度のフィルターが入っているので、花粉よりも小さなウイルスや春になると風に乗って運ばれてくる非常に小さい異物、PM2.5などをブロックしてクリーンにしてくれます。
つまり不織布マスクは、材質よりもフィルターの良し悪しで性能が決まる構造です。
しかし布やガーゼマスクに比べて花粉やPM2.5のブロックする度合いが高いだけで完全防御とはいきません。
そして大体は使い捨てになっています。
価格:2,695円 |
N95マスク…感染症対策
N95マスクの役割は空気感染源を捕集し、着用者の呼吸器感染のリスクを低減することです。
空気感染は、咳やくしゃみ等によって放出された飛沫の水分が蒸発して直径5μm以下の飛沫核となったものが、飛散し、病原体が空気の流れによって運ばれ、これを肺に吸入することにより感染します。
空気中に浮遊している時に長距離を経て感染性を維持する感染性病原体は、麻疹ウィルス、水痘ウィルス、ヒト型結核菌であり、SA RS コロナウィルスにも可能性があるといわれています。
しかしウイルス系に対して可能性があるだけなのでこちらも完全防御ではないものの不織布マスクよりは防御が高いと思われます。
しかし経常的、実用性として日常でつけることはあまりなさそうです。
価格:1,980円 |
防じんマスク…粒子状物質の吸入防止
防塵マスクとはその名前の通り、“塵(ほこりなどのチリ)”を“防”ぐための“マスク”です。建築や工事といった作業を行う場所で、粒子状の物質(粉塵やオイルミストなど)の吸引を防ぐために装着します。
粉塵を吸い込んでしまうと、じん肺などの病気になるおそれがあるので、作業時には必ず揃えておくべきアイテムです。
こちらは作業者をまもるようなものなので日常で使用することはなさそうですね。
シゲマツ DR77R 取替式防じんマスク 防塵マスク 重松製作所 R1フィルター 国家検定区分 RL1 第TM203号 タールミスト オイルミスト 水ミスト 土砂 岩石 M/Eサイズ 価格:1,580円 |
使い捨て式もあります。
価格:1,980円 |
防毒マスク…有毒ガスおよび混在する粒子状物質の除去
完全に名の通り有毒ガスなどから身を守るためのマスクです。
有機ガス、ハロゲンガス、酸性ガス、アンモニア、亜硫酸ガス、硫化水素などの有毒ガスに対して、それぞれに合ったカートリッジ型吸収缶を取り付けたマスクを着用し、人体を防護します。
価格:1,815円 |
まとめ
マスクには簡易的なものから、病や死の危険から身を守ることができる高性能のものまでさまざまな種類があります。
コロナウイルスによりいろんなマスクが品薄になっていますが何にたいして使うのか、仕事をされる方も適したマスクが必要になります。
前回の記事でも書きましたが、マスクは完全防御策ではありません。
自分の身や他人を守るために正しく着用し、感染者数を最小限にするためにも皆様の努力が必要です。
最後にマスクの正しい付け方も確認しておきましょう。
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